トップページ > 逆指値注文

逆指値注文

逆指値注文とは

 

 

逆指値注文とは、指値注文と同じように、売買レートを指定して、注文をあらかじ出しておき指定したレートに達すると自動的に執行され注文方法です。しかし、指値注文とは逆に、注文時点のレートから算出した価格を基準とし、指定した価格より高くなったら買い、指定した価格より安くなったら売るという方法です。

 

これは買いポジションを保有していて、ここまで下がったら売って決済しようとか、売りポジションを保有していて、ここまで上がったら買い決済で損失を限定しようというように、損失を限定するためのリスク管理の為に、あるいは決済注文によく使用され、自分にとって不利なレートで指値を入れることになりますが、損失を確実に止め、一定の利益を確保できるという特徴があります。このため、逆指値注文はストップ・ロス・オーダーと呼ばれることもあります。

 

また逆指値注文(ポジションを持つ場合)は、トレンドが発生し一方向に動きそうな時に、その流れにそった売買を行うため、トレンドの流れにのりやすいといった特徴もあります。

 

 

注文の流れ

 

 

事例1・・・損失を限定する

 

 

相場は予想どおりに動くとは限りません。もし、相場が予想と反対の動きをした場合でも、出来るだけ損失を小さくしたい、あるいは損失をあらかじめ限定しておきたいという場合には、この「逆指値注文」が有効となります。

 

たとえば、相場が1ドル=93円だったとします。予想は1ドル=95円まで上昇(ドル高)して差益を得るのが狙いです。しかし、予想がはずれて1ドル=91円まで下降(ドル安)したとします。すると、2円の損失が出ます。そこで、「損失は最大でも1円までに抑えたい」という場合は、「1ドル=93円でドルを買って、1ドル=92円で売る」という注文を出します。そうすることによって、予想と反してドル安に動いた場合でも【最大損失1円】というように、限定した損益で抑えられることになります。

 

 

4,1.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事例2・・・トレンドに乗る

 

 

たとえば、現在の相場が1ドル=93円の場合、もし為替相場が1ドル=94円まで上昇したら、「ドル高に振れた(上昇トレンド)」と判断します。そこで、あらかじめ1ドル=94円になったら「ドル買い」という注文を出しておきます。また、逆に為替相場が1ドル=92円まで下降したら、「ドル安に振れた(下降トレンド)」と判断したとします。この場合も、あらかじめ1ドル=93円になったら「ドル売り」という注文を出しておきます。

 

このように、上昇トレンド、下降トレンドに移ったと判断した場合に、そのトレンドに自動的に乗れるように、あらかじめ注文しておきます。 

 

 

6.jpg
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事例3・・・利益を確定する

 

 

逆指値注文は、損失を抑える効果の他、利益を確定するためにも有効です。たとえば、ドル高になると予想して1ドル=93円でドルを買ったとします。相場が予想どおり動き、1ドル=97円まで上昇(ドル高)しました。一定の利益を確保したい場合には、1ドル=95円で「逆指値による売り注文」を出しておくことで、1ドル=97円から95円に下がった場合でも2円の利益が確定されるわけです。また、相場が予想どおりに動いた時は、逆指値をつり上げていきながら、一定の利益確保を狙っていくというのも有効な手段といえます。

 

 

 

7.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逆指値注文の注意点

 

 

逆指値に達したら約定するため、その後盛り返した場合などに損することがあります。また、指定したレートに達すると成行注文で執行されますので、スリッページが発生しやすく、指定したレート以上に不利なレートで約定される場合があります。