指値注文
指値注文とは
指値注文とは、「売りたい価格・買いたい価格」をあらかじめ指定しておいて取引する方法で、FX取引で行う注文の中で最も基本となる注文です。利用される頻度もそうですし、他の注文の基盤となる点でもそうだと言えます。この注文を知らずして、FXは行えないといっても過言ではないでしょう。
指値注文は自分が希望した価格になれば自動的に売買できるので、パソコンの前でじっと待っている時間がないというような、値動きを常に追えないときに便利です。また、安く買って高く売るといった原則にのっとって、納得した値段で取引したい場合にも有効な方法と言えます。
注文の流れ
具体的には、注文時点の為替レートを基準として、指定した価格よりも安くなったら買い、指定した価格より高くなったら売るようにあらかじめ注文しておきます。もし、指定した価格よりも安くなったら自動的に買い注文が執行されます。同様に、指定した価格より高くなったら自動的に売り注文が執行されます。当然のことながら、指値で買い注文を行う場合は、現在の表示レートの売値(Bid)以下のレートを指定し、売り注文を行う場合は、現在の表示レート買値(Ask)以上のレートを指定しなければなりません。
事例
たとえば、1ドル=93円50銭~55銭というレートの時、1ドル=93円0銭の水準で買いたいという希望があるとします。このケースでは、「1ドル=93円の指値で買い注文」を出しておきます。もしその後、為替レートが円高に進み、うまく希望していた1ドル93円まで下がったとき、自動的に買い注文が執行されます。(図1)
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現在 |
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・買い注文の場合(図1) |
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93円 |
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93円50銭 |
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1ドル93円で買い注文 |
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時間 |
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価格 |
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ここで約定 |
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現在 |
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・買い注文の場合(図1) |
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93円 |
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93円50銭 |
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1ドル93円で買い注文 |
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時間 |
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価格 |
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ここで約定 |
また、1ドル94円で売りたいという希望がある場合、「1ドル94円の指値で売り注文」を出します。買い注文のときとは逆に、為替レートが円安に進み、希望していた1ドル94円まで上がったとき、そこで自動的に売り注文が執行されます。(図2)
このように、指値注文は今よりも低いレートで買いたい、あるいは、今よりも高いレートで売りたい場合、自動的に取引できる便利なトレード方法なのです。
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現在 |
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・買い注文の場合(図1) |
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93円 |
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93円50銭 |
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1ドル93円で買い注文 |
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時間 |
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価格 |
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ここで約定 |
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現在 |
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・売り注文の場合(図2) |
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94円 |
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93円50銭 |
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1ドル94 円で売り注文 |
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時間 |
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価格 |
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ここで約定 |
指値注文の注意点
為替市場は絶えず変動し続けていますから、レートが常に自分が取引したい価格だとは限りません。指値注文では、指定したレートに1銭でも届かなかった場合、売買は執行されません。したがって、為替が自分が思ったとおりに変動しない場合、なかなか取引が成立しないことになります。指値の値段が為替レートとかけ離れるほど、注文が成立する確率が低くなります。できるだけその時のレートに近い水準で指し値注文をする方が、約定する確率が高くなります。